配送・通販パッケージ

配送、通販パッケージで必要とされる代表的な梱包資材である緩衝材（エアーキャップ、ポリエチレンシートなど）、梱包資材（段ボール、宅配袋など）について紹介し、それぞれの選び方について解説します。

配送、通販パッケージで必要とされる
代表的な梱包資材をご紹介

代表的な配送、通販パッケージ1：緩衝材

緩衝材とは

ガラス製品、陶器、精密機械などを発送する時、配送時の衝撃で破損するのを守るために使われる資材のことを緩衝材（かんしょうざい）といいます。外部から力が加わった時に衝撃を吸収して梱包した物を破損リスクから保護するために一般に緩衝材は梱包する物よりも柔らかい素材でつくられています。

緩衝材の選び方

緩衝材には、さまざま種類があるため梱包する物に合わせた適切なものを選ぶ必要があります。

電化製品など重量があり大型で壊れやすい物は発泡スチロールやプラスチック系緩衝材、食器やDVDなど小型で壊れやすい物はエアークッションや紙製緩衝材、衣類など柔らかく壊れにくいものはビニールなどで包装してから紙製の緩衝材で梱包するとよいでしょう。

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緩衝材の種類

梱包に使用されている緩衝材には、よく知られているエアーキャップをはじめ、さまざまな種類があります。ここではその中から代表的なものを紹介します。

1. 気泡緩衝材（エアーキャップ）

空気が入った枕状の緩衝材で箱の隙間に詰めてクッションの代わりに使われることが多いです。複数のエアークッションがつながった状態になっているので、使いたい大きさに切り離して使うことができます。

使用後は針などで穴をあけて空気を抜けば小さく潰して棄てられます。



2. ポリエチレンシート

発泡ポリエチレン製のシート状で布のように何でも包むことができます。陶器、瓶、ガラス製品を包んだり、皿を重ねる時に間に入れたりします。

ポリエチレンシート自体は厚みがないので、緩衝性能は高くありませんが、クッションとして箱の隙間に丸めて詰めることも可能です。



3. エアークッション（エアピロー）

空気が入った枕状の緩衝材で箱の隙間に詰めてクッションの代わりに使われることが多いです。複数のエアークッションがつながった状態になっているので、使いたい大きさに切り離して使うことができます。



4. ウレタン

食器洗いスポンジなどにも使われるクッション性のある柔らかい素材で、発泡ポリウレタン、ウレタンフォームとも呼ばれます。軽量で簡単に成形できる伸縮性があるので緩衝材に適しています。

また、たくさんの気泡があるので断熱効果もあります。



5. バラ緩衝材

バラ緩衝材は円筒形、まゆ型、角型、歯車型などの小さな発泡素材を複数使った緩衝材で、コーンスターチ製のものとポリエチレンなどの合成樹脂製のものがあります。

箱の隙間に詰めたり、ビニール袋に入れて使ったりし、バラになった発砲素材の間にすき間ができるので保護効果が高いです。



6. プラスチック系緩衝材

強度が高くクッション性もあるため、重くて衝撃に弱い家電製品の梱包に使われることが多いです。硬さがあるので製品をしっかり固定することができますが、柔軟性がないので製品の形に合わせて加工して使用する必要があります。

代表的な配送、通販パッケージ2：梱包資材

商品などを送る時、梱包は手を抜けない大事な要素となります。特に購入者と直接顔を合わせることのない通販やオークションなどの商品を送る時には梱包の良し悪しが取引の印象を左右することになるので丁寧な梱包をすることが重要です。

梱包資材の選び方

商品によって梱包方法は異なるので商品に適した梱包資材を考えましょう。衝撃に強い衣類や紙類は宅配袋や宅配ビニール袋が適していますが、宅配袋を利用する場合には汚れや水濡れから守るためにビニール袋に入れてから宅配袋に入れることがオススメです。

衝撃に弱い小型家電やDVDなどはビニール袋やエアークッションで包んでから段ボールで梱包しましょう。いずれにしても大事なことは「丁寧な梱包をする」ということです。

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梱包資材の種類

破損したりしないよう衝撃から商品を守り、丁寧な梱包で相手に良い印象を持ってもらうためには、どのような梱包をすればよいのでしょうか？ここでは梱包に必要な梱包資材の種類と選び方について説明します。

1. 段ボール

梱包資材の代表的存在ダンボール。配送コストを抑えたいために小さいサイズを選んでギチギチに包みがちですが、少しのコストをケチってかえって損することになってしまいます。商品の破損を防ぐためには商品のサイズに合った段ボールを選びましょう。

オリジナルダンボールを作っておいて梱包に利用すれば、企業のブランドイメージにもつなげることができます。

2. 宅配袋

紙製の宅配専用袋で商品サイズに合わせて折ることができ、ダンボールよりも配送コストがかかりません。外部からの衝撃に弱いので衣類や紙製品など衝撃に強い物の梱包に向いています。

3. 宅配ビニール袋

ビニール製の宅配専用袋で耐水性能が高く水に濡れて破けるという心配がありません。

宅配袋と同じく外部からの衝撃に弱いので壊れやすい物の梱包には不向きです。衣類や紙製品の梱包に使われることが多いですが、安っぽい印象を与えがちなので高額商品の梱包には向きません。

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